昔に比べて望ましい状態になることが「よくなる」ことだとすれば、たしかに、まちの懐具合は「よくなった」といえます。そのせいでしょうか、先の議会では要望が殺到しました。我慢をお願いしていただけに当然のことかもしれません。

然は然りながら…本人としては冷静、公平なつもりになっていたとしても、意識していないところで周囲の考えや見方に囚われることはあるし、その影響から逃れることは難しいものです。単純に空気を読みすぎるだけでは、次に必要な発想はうまれず、現状に埋没するだけです。そんな時には「10人が聞いて9人が頷くことは、だいたい間違えてる」という前提に立つことも一つの方法かもしれません(笑)

イソップの偶話に「ガチョウと黄金の卵」があります。農夫が飼っているガチョウが金の卵を毎日1つ産むようになります。農夫はお金持ちになります。欲張りにもなった農夫は、ガチョウの腹の中の金も手に入れようとします。ガチョウの腹を切り裂きます。腹の中にはなにもありません。そしてガチョウは死んでしまったというお話です。